2025年11月21日（金）「第８回滋慶科学セミナー」を開催しました。

滋慶科学セミナーは、生命科学の分野で近年急速に注目されている技術や研究成果について、科学をはじめて学ぶ方にもわかりやすく解説する連続セミナーシリーズです。

【シリーズ２】「老化と健康」の第４回となる今回は、京都大学大学院薬学研究科　医薬創成情報科学専攻　 システムバイオロジー分野　准教授　長谷川恵美先生をお招きし、「眠りの謎　〜なぜ年をとると睡眠が変わるのか？〜」というテーマでご講演いただきました。

今回のセミナーでは、未だ解明されていない部分が多い「睡眠のメカニズム」について分かりやすくご説明いただきました。特に加齢に伴う睡眠の変化や、眠りに重要な役割を果たす「ドーパミン」に関する最新の研究成果などもご紹介いただき、充実した内容となりました。

質疑応答では、講演内容についての質問に加えて参加者の皆さまから日頃の睡眠に関するお悩みや疑問が寄せられ、活発なやり取りが行われました。

参加者の皆様のアンケートでも、

「関心がある領域の話だったので大変興味深い内容でした」
「ナルコレプシーの実態とその原因となるレム睡眠やドーパミンの話が興味深かったです。」

といった声が寄せられ、皆さまの高い関心がうかがえました。また、「今後の研究も楽しみにしています」といった、長谷川先生の研究への期待の声も多数いただきました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後も皆様に科学の面白さをお届けするために滋慶科学セミナーを開催していきます。

次回の滋慶科学セミナーの開催情報は、決定次第こちらのホームページにてお知らせいたします。

皆様とお会いできるのを楽しみにしています。