イベント
2026年5月22日(金)「第11回滋慶科学セミナー」を開催しました。
滋慶科学セミナーは、生命科学の分野で近年急速に注目されている技術や研究成果について、科学をはじめて学ぶ方にもわかりやすく解説する連続セミナーシリーズです。
【シリーズ3】「生命の仕組みを可視化する」の第3回となる今回は、大阪大学産業科学研究所 生体分子機能科学研究分野 教授 永井 健治 先生をお招きし、「光る分子で生命を読む ― 蛍光・生物発光プローブが拓く生命現象の可視化」というテーマでご講演いただきました。

永井先生が長年にわたり研究されてこられた「蛍光タンパク質」について、動画なども交えながら分かりやすくご紹介いただきました。
さらに、永井先生の研究テーマである「少数派の分子は何をしているのか?」、「多くの研究が多数派の分子の動きに着目する中で、むしろ少数派の分子にこそ重要な役割があるのではないか?」という視点に基づき、すべての細胞をあまねく照らす顕微鏡・「アマテラス」の開発に至った経緯についてもお話しいただきました。
最後には、現在取り組んでおられる光る植物の開発プロジェクトについてもご紹介がありました。光る樹木によって街灯が不要となる未来、さらには省電力社会の実現につながる可能性など、今後の展望についても語っていただき、大変興味深い内容となりました。
質疑応答の時間には、永井先生の今後の取り組みの展望などについて、参加者から次々と質問が寄せられました。

参加者の皆様のアンケートでも、
「実際の画像を見ることができてわかりやすかったです」「現代社会に繋がる発明・利用の一端が見えたように思えました」
といった感想をお寄せいただきました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
次回は、夏の特別企画として、7月25日(土)に滋慶中之島セミナー「オートファジー 健康長寿の鍵を握る細胞のメカニズム」を開催します。ぜひお越しください!
